スマホを中古で買おうと思うんだけど
なにか注意点はある?
あります。
1番注意しないといけないのは”赤ロム”
と呼ばれるスマホを買わないことです。
「スマホを安く購入したい」という人の中には
中古スマホを購入して使っていこうと考えている人もいるかと思います。
しかし、中古のなかには「赤ロム」と呼ばれるネットワーク制限のかかったスマホが存在します。
今回の記事では赤ロムとは何なのか、購入しないためにはどうすれば良いのか
また購入してしまった場合、購入先の保証はどうなっているのかについて解説していきます。
▼この記事を読めばこんなことがわかります▼
- 白ロムと赤ロムについて
- 通信制限がかかる理由
- 赤ロムから使えるように復活させられるか?
- 保証付きのおすすめ販売店
白ロムと赤ロムの違い
赤ロムについて解説するうえで、あわせて知っておいて欲しいのが「白ロム」です。
この2つの用語は一緒に使われることが多いので同時に解説しておきます。
白ロムとは
白ロムとはSIMカードの挿さっていない端末のことを指します。
いわゆるSIMフリースマホはSIMカードがもともと付属してませんので
白ロムという扱いになります。
なぜSIMカードが挿入されていない白ロム端末が存在するのかというと
- 2年縛りがイヤだ!
- 格安SIMを使いたい
- 自宅でYouTubeを観たりゲームをするため
このような需要があるので白ロム端末は存在します。
海外でSIMカードを借りるときも使えます。
赤ロムとは
この記事の本題である「赤ロム」について解説します。
赤ロムとは携帯キャリア
(ドコモ、au、Softbank、楽天)によってネットワーク通信制限がかけられた端末のことを指します。
赤ロムになってしまう詳しい理由は次の項目で解説しますが
赤ロム状態になると、キャリア回線を使っての通信はできなくなります。
画面が真っ赤になって使えなくなることもあるそうですよ(^^;)
通信制限かかる理由
赤ロムになってしまう理由は主に3つありますので
1つ1つ解説していきます。
分割ローンの滞納
「中古でスマホを買って、そのスマホが赤ロムになってしまった」と仮定して解説します。
前オーナーがスマホをキャリアで分割購入。
その人が分割払いが終わっていないにも関わらず、次のスマホを購入。
▼
前のスマホは使わないので販売店やメルカリで売却し、
そのスマホを新たなオーナーが購入。
▼
しかし、前オーナーがなんらかの理由で分割払いを辞めてしまう。
▼
すると、キャリアは契約の不履行としてスマホにネットワーク制限をかける。
▼
新しいオーナーのスマホが赤ロム端末になってしまう。
SNSを見ていると1番このパターンが多いように見受けられました。
盗難品
次に「中古で買ったスマホが盗難品」だった場合です。
盗難被害にあったスマホオーナーはキャリアにその旨を届け
回線を止める手続きを行います。
その届け出が受理され次第、キャリアはそのスマホにネットワーク制限をかけ赤ロムにしてしまうこともあります。
紛失物
スマホをなくしてしまった際も、キャリアに連絡してネットワーク制限をかけて赤ロムにすることがあります。
最近は他の機器と連動させておけば、スマホを紛失しても
探し出すことが出来るので、紛失に備えて対応しておきたいところです。
赤ロムになってしまったスマホでも
緊急通話は使えます。
赤ロムスマホを使えるようにできるのか?
一度、キャリアによって通信制限がかけられてしまったスマホはどうなるのか?
その後のスマホの運用方法について解説します。
ネットワーク制限の解除はできない
一度、赤ロムになったスマホのネットワーク制限が解除されることはありません。
契約していたキャリアでの通話・データ通信はできなくなります。
加えて、その回線を利用している格安SIMも使えなくなってしまいます。
たとえば、、、
ドコモで契約をしていて赤ロムになれば
格安SIMを提供しているmineoのドコモ回線も使えません。
しかし、赤ロムのスマホはまったく使えないのかと言うとそうではありません。
次にその使い方を説明します。
他社のSIMカードを入れる
↑ではドコモの回線は使えなくなると説明しました。
違う言い方をすると、その他のキャリアのSIMカードであれば挿して使うことができるということです。
ただ、そのままだとドコモのSIMロックがかかっているので
ロック解除する必要はありますが、、、
個人的には、もしも赤ロムのスマホを購入してしまった場合は
返金対応してもらってスマホを買い替えた方が
気持ちよく使えるのでそちらをおすすめします。
返金対応不可の場合の対応として覚えておくと良いかもしれませんね。
Wi-Fi環境で使用する
キャリアの回線は使えなくてもWi-Fiは繋がります。
ですので自宅で動画コンテンツやスマホゲームを楽しむという使い方ができます。
Amazonプライムで観たい動画を保存して外出先のスキマ時間に観るのも良いですね。
動画視聴やゲームは充電の消費が大きいのでサブ機として使うと効果的かもしれません。
赤ロムスマホを購入しないために
赤ロムスマホの活用方法を紹介しましたが、
それは万が一自分のスマホが赤ロムになってしまった場合の対処法です。
赤ロムにならないに越したことはありません。
そのリスクを減らすために「赤ロム保証」のある中古スマホの販売店をピックアップしましたので購入する際の参考にしてください。
赤ロム保証制度あり!おすすめの販売店
ゲオモバイル
期間問わず同等品と交換もしくは返金対応
ゲオモバイルはDVDやマンガのレンタルを行っている
ゲオが運営する携帯端末の販売・買取りに特化したお店です。
ゲオモバイルの特徴は、、
- 初期不良30日間対応
- 全国に412店舗以上
- 店頭でのサポートあり
- SIMカードも購入可能
ゲオモバイルの一番の特徴はサポートの手厚さ。
購入前に格安SIMについて相談したり、購入後も初期設定を行ってくれたりと
スマホに詳しくない年配の方でも使いやすいサービスとなっています。
端末のみを購入するならゲオオンラインストア
端末+格安SIMならゲオモバイルからどうぞ
\アクセサリーも豊富/
iPhoneXが格安SIMとセットで4,790円
イオシス
期間問わず同等品と交換もしくは返金対応
イオシス
は東京、大阪、名古屋、福岡に店舗を構え
スマホを中心とした周辺機器の買取・販売をおこなっている会社です。
「けっこう安い」がキャッチフレーズで、その名の通りけっこう安く中古スマホが売っています。
イオシスの特徴は、、
- 海外版のSIMフリー端末あり
- 新しいスマホの取り扱いが多い
- iPad、AirPods、AppleWatchの取り扱いもある
中古スマホの市場ではとても有名な販売店です。
ここで買えばハズレを引くことはないでしょう。
\けっこう安い/
AmazonPay・ApplePay・クレカ・代引き使えます!
にこスマ
期間問わず同等品と交換
にこスマ は大手総合会社の伊藤忠商事が運営しているので
安心してサービスを利用できます。
にこスマの特徴は、、
- iPhoneの取り扱いが多い
- 端末検査センターがあり、そこで丁寧にチェック済み
- アウトレット品あり
神奈川県座間市に端末検査センターがあり、そこで厳格に品質のチェックを行っているので
購入して不具合があったなんてことは少なそうですね。
また、中古スマホのさらにアウトレットもあり激安でスマホを購入することができます。
\送料・代引き手数料無料/
専門のスタッフによる検品済みです
フリマサイトで買うならIMEIの確認を
中古スマホを買うなら動作確認やクリーニングをしっかりやっている
販売店がおすすめですが、なかにはメルカリやラクマなどの
フリマサイトでの購入を検討している人もいるでしょう。
最近はフリマサイトもスマホの出品にはとても厳しくなっていますが
販売店で買うよりは赤ロムを掴まされる可能性が高いでしょう。
それでも「メルカリで買うんだ!」という人は
出品者に「IMEI(端末識別番号)」の確認をとりましょう。
IMEIを確認すればそのスマホがネットワーク制限が
かかっているのかを確認することができます。
判定結果は以下のように表示されます。
◯:ネットワーク利用制限がかかっていない
△:制限はかかっていないが、分割払いの途中である
✖:ネットワーク利用制限がかかっている
※ーと出たらおそらく入力ミスです。
iPhoneでの確認方法
「設定」→「一般」→「情報」で確認することができます。
Androidでの確認方法
端末によって確認方法は少し異なります。
私が持っているOPPOのスマホでは
「設定」→「端末情報」→「その他の情報」で確認できました。
記事まとめ
今回の記事では「赤ロム」について解説しました。
解説した詳しい内容は以下の通り
- 白ロムと赤ロムについて
- 通信制限がかかる理由
- 赤ロムから使えるように復活させられるか?
- 保証付きのおすすめ販売店
赤ロムの活用方法についても言及しましたが
なによりも購入しないことが一番なので、その点に気を付けて
安く賢くスマホを運用していきましょう。
コメント