【2021年10月】LINEMOで機種変更する方法と対応機種を解説

スマホ業界の価格競争が進むなか、2021年3月17日に
Softbankからオンライン専用ブランド「LINEMO（ラインモ）」が誕生しました。

なんといってもその魅力は”価格の安さ”

今までスマホ代を月に10,000円近く払っていた人たちも
大手キャリアのSoftbankが格安プランを発表したことで

なんて心動いた人も多いはず。

ですが1つ大きな問題があって、それは
LINEMOでは機種変更手続きができないんです。

「どういうこと？結局使えるの？使えないの？」

結論としては機種を変更するやり方はあります。

機種変更のやり方を中心にLINEMOについて解説していきます。

この記事を読めばこんなことがわかります↓

LINEMOは機種変更ができない？

LINEMOだけでは完結しない

さっそくですが、結論。

LINEMOサービス内だけでは機種変更はできません。

なぜならLINEMOでは端末の販売を行っていないからです。
要するにLINEMOはSIMカードを提供するサービスだということです。

では、LINEMOと契約している間はずっと同じスマホを
使い続けなくてはいけないのでしょうか？

そんなことはありません。
以下の方法で機種変更は可能です。

2点を詳しく解説します。

Softbankへ戻る必要がある

まず1点目が、親会社であるSoftbankへと契約を移して機種変更し、
再度LINEMOに契約を戻す方法です。

やり方は次の手順で行います。

LINEMO→Softbankまたは逆へ移行する際に基本情報の入力は省略
されますが住所などの変更があった場合は入力しましょう。

オンラインですべて手続きをおこなえますが
サイトを行ったり来たりしなければいけません。

少し面倒に感じるので、個人的には2番目の方法をおすすめします。

自分でスマホを用意する

こちらのやり方だと手続きが簡潔で自分の好きなスマホを選べるのでおすすめです。

iPhoneを使いたい人はApple公式か、楽天モバイルで端末のみを購入しましょう。
他のキャリアだと安くなる代わりに2年でスマホを返却しないといけない等の
縛りがあるので使いづらいかと思います。

Androidスマホであれば、各メーカーのサイト、Amazon、メルカリ、
中古スマホ販売店など購入方法は様々です。

ただし、中古でスマホを買う際に気を付けるべきことがあります。

それは”赤ロム”と呼ばれるスマホを買わないことです。

赤ロムだとまともにスマホが使えないので、中古で購入する場合は
事前に確認をしてから購入しましょう。

▼詳しくはこちらの記事から▼

自分でスマホを用意したら、いま使っているスマホからSIMカードを移し替えます。

いま使っているスマホと購入したスマホのSIMカードの規格（サイズ）が
同じならそのまま挿しかえるだけで使用できますが、
規格が違う場合はSIMカードの交換手続きが必要になります。

LINEMOの「SIMの変更・再発行」ページから手続きを進めてください。

SIMカードを交換・挿しかえができたら初期設定をして完了。

iPhoneの初期設定はこちら

Androidの初期設定はこちら

対応端末

これからLINEMOを使ってみようとしている人や
LINEMOをお使いの人で新しくスマホを購入する人に向けて
公式から出ている「動作確認済端末」をまとめましたので
参考にしていただければと思います。

Apple	iPhone13シリーズ、iPhone12シリーズ iPhone11シリーズ、iPhoneXR iPhoneXS、iPhoneXS MAX iPhoneX、iPhone8シリーズ iPhone7シリーズ、iPhoneSE iPhone6sシリーズ
ASUS	Smartphone for Snapdragon Insiders ROG Phone 5 Ultimate Zenfone 8、Zenfone 8 Flip ROG Phone 5、ZenFone 7 ROG Phone 3
FUJITSU	arrows U
Google	Google Pixel 5、Google Pixel 4a (5G) Google Pixel 4a、Google Pixel 4 XL Google Pixel 4、Google Pixel 3a XL Google Pixel 3a、ogle Pixel 3 XL Google Pixel 3
HTC	Android One X2、HTC U11
HUAWEI	P40 lite E、P40 lite 5G、P40 Pro nova lite 3、Mate P30 Pro 5G nova 5T、P30 lite、Mate 20 Pro nova lite 2、Mate 10 Pro
Kyocera	Android One S8、かんたんスマホ2 Android One S6、DIGNO BX DIGNO F、DIGNO G、かんたんスマホ DIGNO J、Android One S4 Android One X3、Android One S2 DIGNO E
LG	LG V60 ThinQ 5G、LG G8X ThinQ LG K50、Android One X5、Nexus 5X
MOTOROLA	razr 5G
OPPO	Reno3 A、OPPO Reno3 5G
Samsung	Galaxy S6 edge
SHARP	AQUOS sense4 basic、AQUOS sense4 lite AQUOS zero5G basic、シンプルスマホ5 AQUOS R5G、AQUOS zero2 AQUOS sense3 plus、Android One S7 AQUOS sense3 basic AQUOS R3、AQUOS R2 compact AQUOS zero、Android One S5 シンプルスマホ４、AQUOS R2 Android One X4、AQUOS sense basic Android One S3、Android One S3 AQUOS R compact、AQUOS ea AQUOS R、Android One X1 Android One S1、AQUOS Xx3 mini STAR WARS mobile、シンプルスマホ３ AQUOS Xx3、AQOUS CRYSTAL Y2 AQUOS Xx-Y、AQUOS Xx2 AQUOS Xx2 mini、AQOUS CRYSTAL 2 AQUOS Xx
SONY	Xperia 5 II、Xperia 10 II、Xperia 5 Xperia 8、Xperia 1、Xperia XZ3 Xperia XZ2、Xperia XZ1、Xperia XZs Xperia XZ、Xperia X Performance Xperia Z5、Xperia Z4
Xiaomi	Redmi Note 9T
ZTE	Libero 5G、ZTE Axon 10 Pro 5G Libero S10、Libero 2

上記したスマホ以外でもSIMカードを挿すと動作する可能性はありますが
万が一の場合、不具合が起こることもあるので
「動作確認済端末」からスマホを選ぶと良いでしょう。

LINEMOのメリット

ここからはLINEMOを使う上でのメリット・デメリットを解説します。

わかりやすい料金プラン

LINEMOの料金プランは2パターン。

• 低容量・低価格の「ミニプラン」
• たっぷり使える「スマホプラン」

この2つから選ぶ形となります。

シンプルでわかりやすい価格設定で、老若男女誰でも
理解できる親切なプラン設定です。

2つのプランの相違点は以下の通り

	ミニプラン （月額990円税込）	スマホプラン （月額2,728円税込）
データ量	3GB	20GB
データ量超過後の通信速度	300kbps	1Mbps
LINEスタンプ プレミアムポイントバックキャンペーン	対象外	対象

一番大きな違いは月に使えるギガ数です。
ミニプランは3GBなのに対して、スマホプランは20GB使うことが出来ます。

それを超えると通信制限がかかってミニプランは300kbps
スマホプランは1Mbpsとなります。

ミニプランは”小さなお子さんに持たせるため”や
”使用頻度の少ない年配の方”用に適しているかと思います。

その他の年代の人はスマホを使用する機会が多いでしょうから
20GBまでのスマホプランが良いでしょう。

ちなみにLINEスタンププレミアムとは
900万種類以上の対象クリエイターズスタンプ・絵文字が
使い放題のサブスクリプションサービスです。

このサービスに登録すると毎月LINEポイント240ポイントもらえるのが
ポイントバックキャンペーンの内容となります。

LINEギガフリー

いまや日本人にとって必要不可欠となったコミュニケーションツール「LINE」

「LINEギガフリー」とはこのLINEがデータ無制限で使い放題となるサービスです。

LINEはスマホを持っているほとんどの人が使っているツールなので
この恩恵を受ける人は多いのではないのでしょうか？

LINEに付随するすべてのコンテンツがデータ無制限ではないですが

• テキストの送受信
• 画像・動画・ファイルの送受信
• 音声通話・ビデオ通話
• アルバムやノートの編集・表示

などは通信無制限に含まれているので普段使いには問題なさそうです。

広範囲の通信網

LINEMOはSoftbankが提供するサービスなので
通信回線はSoftbankのものを利用します。

全国的に通信のカバー率は高く、一部の山間部を除いて
電波が繋がらない！などの現象は起きないでしょう。

5G対応

東京、名古屋、大阪などの一部都市圏に限られますが
5G回線を使うことが出来ます。

5G回線を使えば動画のダウンロードもあっという間に行えて
ストレスフリーでコンテンツを楽しむことが出来ます。

ちなみに5Gは「5G対応」のスマホでないと使えませんのでご注意を。

デメリット

LINEMOは価格が安い事に比例して、使いづらい点もあるので解説します。

キャリアメールが使えない

「＠softbank.ne.jp」などのキャリアメールと呼ばれる
メールアドレスは提供されていません。

いままでキャリアメールを使われていたのなら
Gmailなどのフリーメール等に切り替える必要があります。

LINEMOだけでは機種変更できない

先ほども取り上げましたがLINEMOのみで機種変更ができないのは
少し面倒かもしれません。

特に、スマホに詳しくない人は使いづらいサービスでしょう。

契約がオンライン限定

LINEMOはSoftbankが提供するサービスではありますが
Softbankのショップでは受付を行っておりません。

オンラインで契約を済ませる必要があります。

コストを最大限カットするための施策だと思いますが
こちらも年配の方やスマホの知識がない人だと手が出しづらいかと思います。

LINEMOの価格設定が従来のSoftbankと比較して
かなり安く設定されているので、

• 人員削減
• コストカット

等はやらざるを得ないでしょうから、
「機種変更できない」や「契約がオンライン限定」は
致し方ないのかもしれません。

記事まとめ

この記事では以下について解説しました。

LINEMOはオンライン限定契約などの注意点はありますが

手ごろな価格で使えて、通信も安定していて、LINEが使い放題なので
契約してしまえすれば非常にコスパの良いサービスです。

また、契約や機種変更も眉間にしわが寄るほど
難しい事ではないので、身近にいる人に聞けば何とでもなるでしょう。

ちなみにスマホ代を月額10,000円支払っている人が
LINEMOにのりかえると

年間87,264円もスマホ代が浮くので
贅沢な国内旅行いけちゃいます。

このようにLINEMOは十分検討する価値のあるサービスだと思うので
この機会にのりかえてはいかがでしょうか？